都江堰旅行記part1 中国の歩き方-中国旅行記

2012年4月
四川省:都江堰市

西南地域最大の都市成都の西北に位置し世界遺産二大観光地を抱え観光業も盛んである。

目的地：都江堰、青城山(2つとも世界遺産)

今日は日帰りで都江堰を観光する予定だ。朝8時位に西北にある茶店子バスターミナルへ行く、ここでは都江堰行きのバスが多数発着している。着いて直ぐにチケットを買いバスに乗り込む。約1時間かなり整備された道路を軽快に走り都江堰に到着。

この都市には世界遺産の都江堰、青城山があるのでそこを中心に回る予定だがまず行くのは山でなるべく明るい内に見ておきたく時間浪費が読みづらい青城山を選ぶ。バスターミナル近くから青城山行きの路線バスにのり向かう。

道教開宗聖地と書かれている様にここは道教発祥の地とされている。青城山は大きく言うと前山、後山とあるが前山を登る事にした。登る前に山門前にある建福宮を参り旅の無事を祈る。

入るとすぐ脇を見ると演奏会を開いている。予想外過ぎる出迎えだが運動不足なのでムードの盛り上げは歓迎する。

写真は月城湖と言い。普通は周りの遊歩道で通るのだけど有料で船でショートカットできる。まあ行きだし景色を楽しむ為にも歩きで行こう！ちなみに帰りはへとへとで船使ったｗ

行った事がある人は分かると思うけども月城湖コースって事は・・・。そうですケーブル乗りコースですｗ。まあもう一つ観光地行かないとダメだしね。これはもうしょうがないですね、うん。

ケーブルを降りて登って行くと大きな石が目に入ってくる。５．１２地震遺石だ。説明書きによると地震当時3000人観光客がいたが死傷者は0人、この石は元々上清宮にあってここまで転がったが霊気によって守られていたので虫一匹殺さなかったと言う事だそうだ。霊気はともかく死傷者がいないと言うのは不幸中の幸いか・・・。しかし都江堰市は3000人以上の人達が亡くなったそうである。地震大国の日本人としては明日は我が身と言える冥福を祈りしておこう。しかしこんな場所で被災したら想像だけでも恐怖半端無し。

頂点にある老君閣に到着！まあ殆んどケーブルでの登頂だがやはり達成感がある。説明書きによると標高は1260mとの事だ。建物は33m9階建て、こんな山の上に材料運ぶだけでもとんでもない労力が必要だと思うが・・・すごいね。

頂上から周りを見渡す。蜀の名山は峨眉天下秀，夔門天下雄，劍門天下險，青城天下幽と言われているが青城天下幽とあるように幽玄さが特徴。幽玄＝物事の趣が奥深くはかりしれないこと。なるほど確かに霧も出て何となく幽玄さ?出まくりだ。美しさもそうだが深さってのを感じるのは中々無いと思う。見るもの見たし下山して次の目的地へ向かうとしよう。

中国の歩き方-中国旅行記

都江堰旅行記 part1

都江堰、青城山