2009年5月 遼寧省:丹東 北朝鮮国境の最大都市。対岸は北朝鮮新義州市。観光資源的にはやはり北朝鮮に関する場所が多い。 が長城らしきものが・・・見えるぞ。 目的地:虎山長城 大連→丹東 |
早朝大連駅前の勝利広場バスターミナルから出発して途中5時間で丹東駅前に到着した。明日中に大連に戻りたいので15時をタイムリミットに設定
駅前の小さなホテルにチェックイン。内装良いわけじゃないが安いし寝るだけなのでここで良いやとばかりに決定 |
時間がもったいないので5時間のバスの旅もなんのその。すぐお目当ての虎山長城へ向かう。 |
バスは乗客を拾いながら長城へ向かう。距離的には結構ありそうだが道路はガラガラなので速い速い。到着! |
虎山長城。明の時代に造られた長城の東端にあたる。名前の由来は虎が座って いるように見える為らしい。 こんな辺境な場所に長城があるなんて何とも想像外な一品。まあ本来外敵から防ぐためのものだから国境にあるのは有る意味まともとも言える。 |
2000年に修復完了との事で月日は浅いので 目に見えて新しいものだ。 |
長城散策と言えば悠久のロマンを感じたりするものだが登り出したらもはや山登りに他ならない。汗だくで一歩一歩頂上を目指して登るのみ。 |
山頂到着!約150m位の高さらしい。いや~やはり達成感あるな北京の長城に比べれないけどこれはこれで特別な 場所だ。我が中国生活に明長城東端制覇と1ページ加わった。 |
狼煙台も修復したのね。近くで見てみたいけど道がなさそうなのでもういいや。 |
向こう側到着すると長城博物館なるものが・・・。中に入るとあれ客が来た!と驚いて電気付ける状態結構人いたけど ここまではあまり観光客は来ないのだろうか? |
見終わった後戻るにしてもまたこの山登るのか?と嫌な予感が。と周りを見ると微妙に舗装された小道が!抜け道かなと進む |
いかにも人が普段通らない道を蛇とか出るなよと少しビビりながら進む。とこれは階段?崖に手すりが付いた階段もどきを登り進む進む。 |
吊り橋が目の前に!すごいやな予感がする全く人気がしないしどうにも不安になる場面の連続。 |
吊り橋も突破しその後も崖沿いの道を進む。これで行き止まりなら・・・。と不安になるが船が見え開けた場所に到着!一安心だ |
ここは一歩跨と言い北朝鮮国境が目の前にある場所。一歩で国境を跨げ越せると言うが実際は5,6m位あるかな |
さっきまでのしょぼい小河に比べて立派な川だ。川沿いは遊歩道になってて散歩できる。しかしこの川の先には未知の国北朝鮮か・・・。良く考えるとすごい所にいるな俺。 |
よーし乗るぞー。敵情視察パート2だ。 |
船にのってしばらくしたら北朝鮮から列車が橋を通って戻ってきた。船内大喜び。確かによくわからんがラッキーな気分になる。なんだこれ |
断橋を遊覧船から望む。両者ともに人間観光タイム。いってきまーす。 |
来た来た北朝鮮。思ったより船は北朝鮮近づく文句言われたりしないのだろうか。川辺ではサッカーしてる安上がりだし良い暇つぶしになるんだろうな。しかし貧しさのオーラがびしびし来るな。 観覧車が見えるけど動いてないし。両岸差がついたものだと知ったかドヤ顔で思いにふける。しかし国境か島国日本人に はあまりピンと来ない。日本では海の遥か先にこの国があるわけだからな。何とも奇妙な感じだ。
と考えていたら何やら人だかりが見に行くとどうやら船員が北朝鮮グッツを売っている。金日成やらの顔写真付きバッチ等。まじイラネー。ただでも要らんわカス!と思っていたら
北朝鮮の貨幣も売っている。 ・・・。 やだ欲しい。どう考えても一生使えない貨幣なのに何でだろ。そもそも本物?これが旅行脳なのか。我ながら不思議でたまらんけど買っちゃいました。 |
船はしばらく北朝鮮の傍を通って再び丹東に戻ってきた。生北朝鮮見ちゃったよ。お次は船から見た断橋へ行く。 |
疲労も限界ながらもやはり腹は減るって事で食事へ出かける。やっぱり行っちゃいました北朝鮮レストラン。敵情視察3だ。 どれどれプルコギ?ぽいのやら色々頼む。やばいうまい。悔しいけどうまい。何だろこのキムチ韓国のものと味が違うなスッパイさっぱり辛い 敵も中々やるなー侮りがたし。さー帰って寝るか! |
次の日もう観光はほとんど終了だけど時間がまだあるので抗美援朝記念館へ行く。名前通り朝鮮戦争でアメリカ国連軍との戦争を美化する建物である。 |
お決まりの共産党万歳系の展示&兵器の展示が主になっている。 |
帰り際に锦江山公園を立ち寄るがどうみても時間掛かりそうなので門だけ見学> |
さ~て帰るかな。この如何にも田舎のバスターミナル臭さが良い。 |
丹東旅行記はここまで国境の街はここが初めての場所だったがやはり独特の空気、文化があったと思う。東南アジアとの国境とかも行きたいな。