中国の歩き方-中国旅行記

長春旅行記

偽満州皇宮博物館,偽満州国務院、八大部

長春駅


2007年夏
吉林省:長春

吉林省、省会の長春です。
満州国当時は新京と呼ばれ首都だった。
ここの見所はその遺構である。
特にエストエンペラー溥儀に興味ある人にはたまらない場所に違いない。
目的地:偽満州皇宮博物館

大連より軟臥の夜行列車で長春に向かう。朝6時に着いた。
取りあえずその辺のホテルにチェックインして荷物を置き 路線バスで偽満州国務院近くの文化広場へ向かう。
とバスの車窓から如何にも満州遺構らしきものを発見した。
すぐさまバスを降りた。
旧関東軍司令部だ。
今は共産党吉林省委員会になっている。
まさにお城。分かり易い日本っぷりである。
再びバスに乗り文化広場へ行く。
関東軍
文化広場 文化広場周辺には遺構が沢山ある。
写真の奥は満州国宮殿として建設
途中の建物だった。地質宮)
今は地質系の博物館となっているので入ってみたが普通に地質宮だった。
まるで国会議事堂な偽満州国務院
※現在吉林大学医学部
さらに近くにテレビ塔があったので上から見てみた。
国務院
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さてそろそろ今回メインの偽満州皇宮博物館に向かうとしよう。
ラストエンペラー溥儀宮殿。 皇宮
皇宮1 ここがかつて溥儀が地質宮が完成するまで仮宮殿として住んでいた宮廷府だ。
しかし戦争の為結局終戦の1945年までの13年間ここですごした。
溥儀寝室 皇宮1
皇宮1 アヘン中毒になった皇后婉容を看病する溥儀
関東軍参謀吉岡と会談している場面 皇宮1
皇宮1 美容室
皇宮1 皇宮1
皇宮1 防空壕
プール 皇宮1
さあこれで長春旅行も終了。
この時点でラストエンペラーを見ていなかったので観光当時は 特別な感情は無かったが
今振り返ると日本も関わった 歴史の1ページを垣間見れた貴重な経験だったと思う。
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